塗り絵ご使用上の注意
この度は、塗り絵をご利用いただきありがとうございます。より快適に、美しく塗り絵をお楽しみいただくために、以下の点にご注意ください。
1. 印刷時の用紙について
- 紙の厚さ・質にご注意ください:
- 一般的なコピー用紙(厚さ64~80g/㎡程度)は、インクジェットプリンターでの印刷に適していますが、水性のペンや絵の具、マーカーなどを使用すると、裏移りやにじみが発生しやすくなります。また、強くこすったり、何度も重ね塗りしたりすると、紙が毛羽立ったり破れたりする可能性があります。
- 発色の良い仕上がりや、様々な画材を使用したい場合は、厚手の印刷用紙(例:上質紙、画用紙、ケント紙など、90g/㎡以上の厚さのもの)や、インクジェットプリンター専用紙のご使用をお勧めします。これらの紙は、インクのにじみを抑え、発色を良くし、紙の耐久性も向上させます。
- 印刷設定の確認:
- プリンターの用紙設定を、実際に使用する用紙の種類と厚さに合わせてください。設定が合っていないと、印刷品質が低下したり、紙詰まりの原因になったりすることがあります。
2. 色を塗る道具について
- 画材との相性:
- 水性の画材(水彩色鉛筆、水彩絵の具、水性マーカーなど): 少量でも水分を含むため、薄い紙ではにじみやすく、裏移りしやすい傾向があります。色を塗る際は、様子を見ながら少量ずつ重ね塗りするか、厚手の紙をご使用ください。
- アルコールマーカー(コピックなど): 速乾性に優れ、ムラなく塗れる反面、非常にインクが裏移りしやすい特性があります。必ず厚手の紙を使用するか、下に汚れても良い紙や吸水性のあるシートを敷いてご使用ください。
- 油性の画材(油性色鉛筆、クレヨン、油性マーカーなど): 水性の画材に比べてにじみや裏移りの心配は少ないですが、重ね塗りしすぎると紙が傷むことがあります。
- 試し塗りをお勧めします:
- 本番の塗り絵を始める前に、別の紙や印刷した塗り絵の余白部分で、使用する画材の試し塗りをすることをお勧めします。色の出方や紙との相性を確認し、にじみや裏移りがないか確認しましょう。
3. その他
- 塗り絵を始める前に、手や道具を清潔に保ちましょう。
- 完成した塗り絵は、直射日光の当たらない場所で保管することをお勧めします。
これらの点に留意して、塗り絵の時間を存分にお楽しみください。